ヴィーナスを描く-5(顔、輪郭部メッシュ設定)


いよいよ顔の輪郭部分(地肌)へのG・メッシュによる、カラー設定です。
繰り返しますが、ここで問題になるのは鼻との繋がりです。ここでいかにスムーズにカラーを繋ぐか、に一番神経を使います。


 

顔に対するメッシュ設定

■ メッシュ設定の留意点

 

顔にメッシュを設定する際の、私なりの留意点を幾つか書いて見ます。

  1. venus_19_face3.jpg眉を境に陰影が切り替わります。
    ラインを眉に沿って設定します。
  2. 内側の目元にワンポイントでハイライトを入れます。ハイライトが広がらぬようラインを細かく設定。
  3. 目の下、顎等、ふくらみや陰影に沿ってラインの流れを作る。

等など。

■ メッシュへのカラー設定

取りあえず、顔の完成図とその最終メッシュライン図を下記掲載します。

venus_20_face4.jpgメッシュライン(ポイント)は、描画の経過に従い逐次追加の必要が有ります。
メッシュライン(ポイント)を増やすことによって、よりきめ細かなカラー設定が出来ます。
しかし、メッシュライン(ポイント)の増加は又デメリットも生じます。

  1. ファイルサイズが大きくなり、動作が重くなる。
  2. メッシュラインやポイントの編集が難しくなる。
    一旦カラー設定した後で、部分的に変更する場合、追加したポイントも合わせて変更する必要があるからです。

 

venus_21_face5.jpg右図、最終メッシュライン

※ 留意点と解説

前述したように、メッシュの編集とカラーの設定の経過を、逐一説明するのは困難です。

私なりに留意すべき点を、各部分ごとに説明します。
上の2図も合わせて参照しながら、次項以降の説明もご覧下さい。

 


 

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