ヴィーナスを描く-5(顔、輪郭部メッシュ設定)
いよいよ顔の輪郭部分(地肌)へのG・メッシュによる、カラー設定です。
繰り返しますが、ここで問題になるのは鼻との繋がりです。ここでいかにスムーズにカラーを繋ぐか、に一番神経を使います。
顔に対するメッシュ設定
■ メッシュ設定の留意点
顔にメッシュを設定する際の、私なりの留意点を幾つか書いて見ます。
- 眉を境に陰影が切り替わります。
ラインを眉に沿って設定します。 - 内側の目元にワンポイントでハイライトを入れます。ハイライトが広がらぬようラインを細かく設定。
- 目の下、顎等、ふくらみや陰影に沿ってラインの流れを作る。
等など。
■ メッシュへのカラー設定
取りあえず、顔の完成図とその最終メッシュライン図を下記掲載します。
メッシュライン(ポイント)は、描画の経過に従い逐次追加の必要が有ります。
メッシュライン(ポイント)を増やすことによって、よりきめ細かなカラー設定が出来ます。
しかし、メッシュライン(ポイント)の増加は又デメリットも生じます。
- ファイルサイズが大きくなり、動作が重くなる。
- メッシュラインやポイントの編集が難しくなる。
一旦カラー設定した後で、部分的に変更する場合、追加したポイントも合わせて変更する必要があるからです。
右図、最終メッシュライン
※ 留意点と解説
前述したように、メッシュの編集とカラーの設定の経過を、逐一説明するのは困難です。
私なりに留意すべき点を、各部分ごとに説明します。
上の2図も合わせて参照しながら、次項以降の説明もご覧下さい。
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