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オブジェクトの保護（ロック、隠す）
Illustrator上で作業する際、オブジェクトの適切な選択が重要です。
オブジェクト数が多くなり入り組んでくると、この「適切な選択」が、時に非常に難しくなることが有ります。
作業対象外のオブジェクトを、「ロック」或いは「隠す（非表示）」にすることで、作業対象のオブジェクトの選択が容易になります。或いは見やすくなります。
ロック及び隠す（非表示）は、「レイヤーパレット」と「オブジェクトメニュー」で設定できます。
■ レイヤーパレットでのロックと非表示
レイヤーパレットについては「パスの階層/レイヤー」で記載して有ります。
その中で、ロック、表示・非表示、或いはアウトライン化についても説明してあります。
ここでも一応簡単に説明しておきます。
左図レイヤーパレットの赤枠の部分で設定します。
- 目玉アイコンをクリックし、表示・非表示切り替え
- 目玉アイコンをCtrl+クリックで、アウトライン、プレビュー表示の切り替え。
- 「錠前アイコン？」で、ロック・ロック解除切り替え。
■ オブジェクトメニューでのロックと隠す（非表示）
■設定
ロックも隠す、も設定操作は全く同じです。
- ロック
表示されてはいるが、選択できず、操作を受け付けません。 - 隠す
非表示になり、選択も操作も出来ません。
- ロック（隠す）したいオブジェクトを選択
- 「オブジェクト→ロック（隠す）→選択」を選択
- 選択オブジェクトが、ロック（隠す）されます。
ロックサブメニュー （上図参照）
- 選択
選択したオブジェクトがロック（隠す）になります。 - 前面の全てのアートワーク
選択したオブジェクトより前面に配置されている、全てのオブジェクトがロック（隠す）になります（選択オブジェクトはロック（隠す）されない）。 - その他のレイヤー
選択オブジェクトが含まれるレイヤー以外の全てのオブジェクトがロック（隠す）になります。
■解除
「オブジェクト→全てをロック解除（全て表示）」
※ オブジェクト単位で、ロック（非表示）解除するには、レイヤーパレットで操作する（上記参照）。
■ ショートカットキーの活用
ロックと、隠す、は非常に使用頻度の高い機能です。
是非ショートカットキーを覚えて使ってください。
- ロックの設定
Ｃｔｒｌ+2 - 全てロックを解除
Ctrl+Alt+2 - 隠す
Ctrl+3 - 全て表示
Ctrl+Alt+3