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オブジェクトの編集については、「オブジェクトメニュー」にメニュー項目が並んでいます。
その中で「ブレンド」「クリッピングマスク」「グラデーションメッシュ」については項を別にして詳述していますので、ここでは「変形」と、バージョン10から搭載の「エンベローブ」について見てゆきたいと思います。
オブジェクトメニューの「変形」で表示されるサブメニュー(下図)掲載の各項目(移動、回転、リフレクト、拡大・縮小、シアー)が変形の基本です。これらのメニューはツールとして「ツールボックス」にも搭載されています。
変形操作を繰り返す「変形の繰り返し」、及び各種変形を一度に設定する「個別に変形」も重要です。合わせて見て行きましょう。
※ ここで是非覚えて於いて欲しいのは「変形の繰り返し」のショートカット( Ctrl+D)です。
「オブジェクトの複製」のショートカット(Alt+ドラッグ)とともに使用頻度の高いショートカットです。
上記「変形メニュー」は、ツールボックスにも搭載されています。普通はツールボックスのツールを使用して「変形」の適用をするでしょう。
以下、その線に沿って説明します。
※ 「旋回ツール」「リシェープツール」、及びバージョン10から搭載の「リキッドツール」群については、必ずしも「基本的」とは言えない(と思う)のでここでは触れません。各自色々試して見て下さい。
回転、リフレクト、シアー、各ツールの操作は共通しています。ここでまとめて置きます。
オブジェクトを選択し、各ツールをクリック、そのままオブジェクトをドラッグすることで、各変形操作が出来る。
※以下、ツールでのドラッグによる直接変形に付いて説明します。
※ Altキーを押しながら、画面上をクリックすると、その位置を中心とした回転ダイアログボックスが開く(上に説明)。
※ Altキーを押しながら、画面上をクリックすると、その位置を中心としたリフレクトダイアログボックスが開く(上に説明)。
※ Altキーを押しながら、画面上をクリックすると、その位置を中心としたシアーダイアログボックスが開く(上に説明)。
オブジェクトの拡大・縮小は、極めて使用頻度の高い機能です。
他の変形ツールと同じく「ダイアログボックス」による数値指定と、「ツール」を使ってのドラッグによる操作があります。
複製
コピーを選択すれば、変形されたコピーオブジェクトが得られる。
他の変形ツールと同じく、ドラッグによって、拡大・縮小が出来ます。
しかし、拡大・縮小の場合、そのツールを使ってのドラッグではなく「選択ツール」を使ってのドラッグによる操作が主でしょう(多分)。
※ 下図左が、拡大・縮小ツールでの操作、右が、選択ツールでのドラッグ操作による拡大・縮小です。
「拡大・縮小ツール」と「選択ツール」では、ショートカットキーの役割が違います。
ここでは、選択ツールでの、拡大・縮小操作の際のキー併用を説明します(拡大・縮小に関しては、圧倒的に選択ツールでの操作が多いと思うから……)。