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「塗り」についての属性設定は、前ページ(カラー設定)で、概ね説明出来ました。このページでは、「線」に対し、「カラー設定」以外の各種属性について考えて見ます。
パスに対し「線」が設定されている場合、その「線」に対し「線種パレット」を使って、幾つかの属性設定が出来ます。
線種パレットで線幅を設定すると「パスを中心に、指定線幅」で線が表示されます。
線種パレットの「線端の形状」ボタンで、三種類の線端を選択できます。
バット線端
丸型線端
突出線端
線が折れ曲がっている時、その角の形状を設定出来ます。
マイター結合
角がとがった形状になります。
初期設定ではマイター結合に設定されています。
※、「角の比率」を下げて行くと、<マイター結合>選択時でも<ベベル結合>になります。
ラウンド結合
角が丸くなった結合形状になります。
ベベル結合
角が角ばった結合形状になります。
線種パレット左下の「破線」チェックボックスをクリックし、「線分」「間隔」に数値を入力することで、破線を作成できる。
「線分」「間隔」ボックスへの数値の入力により、2或いは3パターンの繰り返しが設定できる。
※ 「丸型線端」を選択し、「線分」を0に設定すると、丸点線が作成できる。
「線」そのものの属性設定では無いが、パスに対し、「ブラシ」を適用できる 。
ブラシは大まかに次の4種類に分けられます。
(※ バージョンCS5から「絵筆ブラシ」が追加搭載され、5種類になりました。)
Illustratorには膨大なブラシライブラリが用意されています。
「塗り」に設定する、パターン・テクスチャライブラリについては、パターンライブラリ参照。
ライブラリのブラシ(初期設定で用意されているブラシ、自作ブラシ共)のカラーを編集・変更することが出来ます。
掲示板でもロープブラシのカラー変更について質問が有りました。
ここで、ロープブラシを例に、その適用と、カラー変更について説明します。
ブラシの登録、呼び出しは上記を参照して下さい。
「ロープ」は、ブラシライブラリーの「ノベルティ」に格納されています。
ロープブラシはパターンブラシです。
鋭角的な線には的確な適用は出来ません(左図、星型)。
直線、滑らかな曲線、円形などに適用してください。