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Macで作ったIllustratorデータをWinに、或いはその逆に受け渡すことは出来るか。 その場合の留意点。
基本的に出来る。
特にWinデータをMacに取り込む場合は問題が少ない。Mac側でWinのデータ記録形式をカバーしており、コード変換もしてくれる。
MacデータをWinで利用するには、2つの留意点がある。
MacOS専用フォーマットの媒体(フロッピー、MO、CD-RW等)を使わない。
Mac側で媒体にデータを書き込むとき、Winフォーマット形式でフォーマットする必要が有る。これはMacOSで、フォーマット時のダイアログで指定可。
拡張子をつける。
Macには拡張子の概念が無いので、そのままではWinで開けない。
その他、Mac、Winではテキストのコード体系が違い、文字化けの危険がある。
機種依存文字は使わない。
※ 下記「関連ログ」10697、或いは15209で、「ネット入稿」に関する心得が掲載。
Adobeサポートデータベース
を開き、文書番号 211621 を検索窓に入力し、検索してください。
「 Illustrator:Windows と Macintosh のデータ互換 」と言う記事が表示されます。参照のこと。
CD或いはMOに焼いたデータを開こうとしても出来ない。 開けなかったり、リンク切れの表示が出る。 その他表記に関する周辺情報 。
CD或いはMO等から直接開くと、様々なトラブルが発生する。一旦ハードディスクにコピーして開くこと。ただしその時はAIのファイルや画像等は全て同一フォルダに入れてみてください。
リンクの画像ファイルはWindowsで扱えるファイル名になっていないか?
ファイル名に「\ / : ; * ? " < > |」などの文字を使っていないか?
その他、関連する周辺情報は下記過去ログ参照
MS-Office Excelのグラフや表をIllustratorに取り込み、編集したい。
その方法、留意点。
グラフ、表を選択後、通常のコピー&ペーストでIllustratorに取り込める。
ダイレクト選択ツールで、ある程度編集も出来る
Excelの場合は表をコピーするとき、キーボードショートカットや通常のメニューではなく、
「shift」を押しながら「編集」メニューを開いた中から「図のコピー」をクリックし、
その後イラストレータ上で通常通り貼り付けます。
バージョンの違いなど、微妙な環境の違いで、出来る場合と出来ない場合とがある模様。
Illustrator10とECXEL2002との相性は良い様だ。
PhotoShop等で選択範囲を設定したにもかかわらず、Illustratorに取り込んだ場合、選択範囲だけでなく、長方形の背景が白く表示される。
背景を切り抜いて(透明にして)背景画像に配置したい。
以下の3方法が有ります。
下記ログ、14480も参照のこと。
「ファイル→配置」で、他のアプリケーションで作成したファイルを、Illustratorに配置する場合、 リンクと埋め込みではどのような違いがあるのですか?
EPSプレビュー画像と、プリント出力との違いなどについては、No-16549参照
※ バージョンCSから、同じIllustratorで作成したデータも「配置」できるようになったようです。
イラストレーターで作成した画像をWeb用に保存し、Webページにしたいのですが、リンクができません。
Illustratorドキュメントにリンク設定し、Web用に書き出す際、「スライス」機能と「イメージマップ(ホットスポット)の作成」が有ります。
おそらく、この設定がなされていないのでしょう。
スライス(バージョン10から)
gif或いはjpeg等、Web用として一般的なファイル形式は、ビットマップです。
Illustratorデータを「ファイル→Web用に保存」等でこのビットマップに書き出すと、全て均質なベタ一面のピクセル配列に変換されます。
あるオブジェクトと、他のオブジェクト、或いは背景との区別は付かなくなります。
つまり、部分的な選択は効かなくなります。
(その辺の事情は「実践講座→パスとオブジェクト-1→私家版パス考」に書いて置きました)
その中で、ある画像部分にリンクを設定したい、或いは全体としてはgifなのだが、部分的に階調の有るjpegにしたい、と言う場合、その領域だけを周りから区別して切り出す機能、これがスライスです。
或いは、大きな画像を分割表示することで、全体としてレンダリング時間を短縮する効果も有ります。
Illustratorのバージョン10から、このスライス書き出し機能が搭載されました。
スライス処理して「Web用に保存」すると、表示用のHTMLファイルと、スライスによって分割されたいくつかの「イメージファイル」が書き出されます。
方法は2つ有って、その辺の詳細は、マニュアルの313ページ(バージョン10)から掲載されています。
この「スライス」或いは「ホットスポット」の設定抜きで、単にオブジェクトを選択しただけではリンク設定できません。
イメージマップ(バージョン9から)
「長方形」は、当該オブジェクトのダイアログボックスとほぼ同じ領域になります。
「多角形」は、オブジェクトの形に添って領域設定されます。
「Webとの連携→スライス」も参照。
Web用に保存を実行したいのですが、画像に対しクリッピングマスクを実行しており、その画像の大きさ(マスクをかけてるので見えませんが)まで保存されてしまい実際の保存したい大きさ(マスクをかけた時の大きさ)とは異なってしまうので困っています。これを避ける方法はないのでしょうか?
※ バージョンCS4から、クリッピングマスクの「選択範囲」の扱いが変更され、Web用に保存した場合にもその選択範囲が反映されることになりました。「バージョンCS4からの改良点」参照。
バージョンCSから、バージョンを下げて保存したいのだが、保存の段階でバージョンを下げるダイアログ画面が見当たらない。
「ファイル→データ書き出し」で、【ファイルの種類】を、
Illustrator Legacy(*.AI)或いは、Illustrator Legacy EPS(*.EPS)指定して保存。
保存のオプションダイアログで、バージョンが指定できる。
しかし、色々注意を要することがある模様。
※ CS2では 通常の保存時のオプションダイアログで選択出来るように戻っています。
PDFファイル作成の、幾つかの方法についてのそれぞれの違い、たとえば………、
について、あるいは周辺情報。
参照先URL
http://www.antenna.co.jp/PDF/reference/CreatePDF.htm
および下記スレッド参照。
Illustratorデータをメールに添付して送る時、予め圧縮しておくべきだ。そうでないと正常に送れない場合がある。 その理由など。
eps、Illustratorなどのデータは基本的にテキスト形式だが、バイナリ形式を含む場合がある。
電子メールに使われるSMTPは、もともと7ビットのアルファベット限定のプロトコルだったものに、日本語対応(コード複数あり)や添付ファイル(エンコード方法複数あり)を順次追加してきましたので、組み合わせによっては不具合が出る。
圧縮はいわばその辺の「垣根」を取り払う機能を担う。
クライアントからのCADデータをIllustrator用に変換、開いて編集しようとしても応答なし。
「別名保存」してもダメ。
データを選択すると、殆ど青色で無数のポイントが出来ている。
CADから曲線のデータ変換すると無数のオブジェクトが出来てしまう傾向有り。又パスの連結が切れている場合が多い。
従って、CADデータの編集に、余計なポイントの削除とパスの連結は必須。
Illustrator側で「パスの単純化」
或いは、こちらのサイトのスクリプトを活用。
http://www.pictrix.jp/ai/PathJoiner/index.html