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「Photoshop等、ビットマップ画像ソフトで必要な画像を切り抜きIllustratorに配置した所、画像の周囲に四角形の白い背景が残る」と言う問題は、掲示板でも繰り返し持ち出されて来ました。 これに対し従来は、「Photo shop側で、クリッピングパスの処理をしてから、Illustrator側に配置する必要が有る」と回答されてきました。こちら参照。
しかし、Illustratorのバージョンによっては、 その「クリッピングパス」処理をしなくても、背景の透明を保った状態で、Illustratorに配置できるとの情報がありました。
「クリッピングパスを使わなくても、 Photoshopで透明にしたい部分の背景を透明にして「Photoshop形式」で保存したファイルを
Illustratorの9以降のバージョンに配置すると、透明部分はIllustratorでも透明になるのですね。
Photoshopはバージョン6を使用。6以前のバージョンでは確認していません。
Illustrator 8では四角の背景が白く表示されます(掲示板NO-5089 あぷらいと氏) 」
これは、Illustratorのバージョン9から、ビットマップの扱いが格段に向上し、高度なレベルでPhoto
shopとの互換が取れることになったことが要因と思われます。
と言うことで、検証とあわせその手順を掲載します。
Photo shop側での選択手法は、前ページ(クリッピングパス)と同じです。
選択範囲以外を透明化します。
画像ファイルをそのまま普通に「Photo shop形式」で保存。
バージョン9以降のIllustrator側に配置します。
こちらも参照