Illustrator基礎講座 -カラー9
HOME > 基礎講座 > カラー > Illustratorとカラー > NEXT

サイト内用語検索

クリックしてウインドウを開き、必要に応じてウインドウ幅を調節して閲覧してください。

Movable type-ベースにページを切り替えました

新しいページはこちらをご覧下さい。或いはHOMEから入って下さい
現在表示のページは、低解像度(狭い)モニタ用に残して有ります

 


Illustratorはグラフィックソフトですから、本来全編これ、「形とカラー」について扱っているとも言えます。
それらについては「実践講座」を参照して頂くとして、 ここでは主に、設定関係に限って取り上げて見ます。


■ ドキュメント(書類)のカラー設定

新規書類のカラー設定

Illustrator 新規ドキュメントIllustratorを立ち上げ「ファイル→新規」で開く「新規ドキュメント」ダイアログで、CMYKとRGBのカラーモードを選択できます。

書類のカラーモード変更

「ファイル→ドキュメントのカラーモード」で書類のカラーモードを変更できます。

■ カラーパレット

カラーモード

カラーパレットには5種類のカラーモードが用意されています。アートワークの目的に応じて、パレットのオプションメニューで切り替えます。

Illustrator カラーパレット

「反転」「補色」

ドキュメントのカラーを反転、または補色に変換します。

※ 反転とは、例えば右図のように、「255、127、0」の場合「0、128、255」に変換されます。


■ カラーモード

グレースケールモード

Illustrator カラーパレット グレースケール白から黒までのグレーの濃淡を100%階調で調節します。 白黒印刷を目的とするアートワーク時に使用します。

すべてのカラーパレット共通ですが、下のカラーバーで大まかなカラー選択ができます。
カラースライダーと、数値入力で正確なグレースケール設定ができます。

RGBモード

Illustrator カラーパレット RGBRGBはパソコン画面での表示用モードと言えます。Web画像作成、デジカメ画像の表示などに使います。

R(赤)、G(緑)、B(青)、それぞれを1バイト=256階調で表現します。その全てのバリエーションは、256の3乗、16777216色になります。

HSBモード

Illustrator カラーパレット HSBH(色相)、S(彩度)、B(明度)の基準を元に色を表現します。
RGBモードと同じ目的に使います(※ 私個人的には殆ど使いません)。

H(色相)は、赤を上(0度)の位置に配置した色相環の色を、角度で表します。
S(彩度)、B(明度)は、それぞれ0~100%での設定。

CMYKモード

Illustrator カラーパレット CMYK印刷を目的とするアートワーク時に使用します。

C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)で表現します。各色0~100%階調。

WebセーフRGBモード

Illustrator カラーパレット WebOSの違いやモニタ表示色数の制約に影響を受けない、216色を選択することが出来ます。
環境の違いを超えて、同じ色で閲覧して欲しい場合の、Webアートワークに使用します。
1バイト=256色の環境でも問題なく表示できるカラーモードですが、フルカラー表示が当たり前になった現在、あまり気にする必要が無いかも知れません。

RGB各色6段階で216階調設定。表示は16進数。
しかし数値入力、或いはカラースライダーの途中をクリックすることで、中間のカラーも選択できる。