Illustrator実践講座 -Webとの連携7(補足)
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ファイルメニュー「Web用に書き出し」コマンドが搭載されたのは、バージョン9からです。
バージョン8以前の「Web用書き出し」について簡単に触れておきます。


■ バージョン8以前「ファイル/データ書き出し」

バージョン8までは、ファイルメニューの「データ書き出し」でファイル書き出しをします。
GIF89a JPEG PNG の形式が選択できます。

「ファイル→データ書き出し」

  1. 上記メニューコマンドで開かれる「書類の書き出し」ダイアログボックスで、保存先と書き出しファイル形式を選択します。
  2. ここで「GIF89a」「JPEG」「PNG」のどれかを選択します。
  3. 各ファイルごとの書き出しオブションダイアログで各種パラメータの設定を行います。
  4. Web専用に書き出し、と言うことではないので、Web画像として書き出す際には、「解像度」などを最適化することが必要。

■ GIF89a

    Illustrator データ書き出し

パレット

  1. 精密
    ・画像中のカラーに合わせたパレット、
    ・256色以下の場合のみ
    ・ディザ使用不可
    システム(Macintosh)又は(Windows)
    ・システムのカラーテーブル使用のパレット
  2. Web
    ・Webセーフカラーでのパレット
  3. 適応
    ・ 画像ディテールの再現に必要な最低限のカラー数を入力
    カスタム
    ・ カスタムのパレットを使用可

ハーフトーンディザ

少ない数のカラーを、散らすことで、擬似的にカラー数を増やす。

インターレース

ダウンロード中に徐々に滑らかに表示

透明

透明 GIFの設定

アンチエイリアス

エッジを滑らかに

イメージマップ

リンク設定など

■ JPEG

Illustrator データ書き出し

画質

圧縮率(データの破棄)とファイルサイズのコンバートで設定

カラー

RGB、CMYK、グレースケール

形式

ベースライン(標準)(最適化)
プログレッシブ
・低解像度から徐々に表示

解像度

72、150、300dpi、及びカスタム。

アンチエイリアス

エッジを滑らかに

イメージマップ

リンク設定など

■ PNG

Illustrator データ書き出し

PNG書き出しでは、
「ファイルの種類」でPNGを選択し、「保存」すると、「ラスタライズ」の設定オプションが開きます。

カラーモード

RGB、CMYK、グレースケール

解像度

アンチエイリアス

Illustrator データ書き出し

次に「PNG設定」オブションが開きます。

インターレース

フィルタ