「グラデの掛け方」関連で変わった使い方を御紹介(知ってたら忘れて下さい)
通常、文字や図形を複数の色で分ける場合に、分割したりパスを重ねたりパターンスウォッチ(境界線の位置の調整が難しい)等で色分けしますが、グラデーションを使うと複数の色分けが簡単に出来ます。
しかも、文字の編集も出来るし、簡単に円形にも出来ます。
●文字(文字に使う場合は、アピアランスパネルで新規塗りを追加)や図形の塗りを通常の2色のグラデーションにする>左右の2色の中間に同じ色を2個追加(上のパネルの状態)>左端の色の位置を33.3%・左から2番目の色の位置を33.3%・右から2番目の色の位置を66.6%・右端の色の位置を66.6%>これで3色の塗り分けが出来ます(中間のパネルの状態)。
2色の塗り分けの場合は、左右の色を50%で重ねるだけ。
それぞれの色を追加して重ねると多色でも可能です。
グラデーションを使ってますが色の境界線はグラデーションにはなりません。
グラデーションツールでの修正も出来ます。
編集>カラーを編集>「オブジェクトを再配色」を使えば簡単に色の変更も出来ます(下のパネルの状態)。
御参考に・・・。
←詳細は画像をクリックして拡大。
2010/07/01(Thu) 11:20:02 [ No.19955 ]
線形や円形以外で任意の形のグラデーションにする場合は。
仮に、赤い塗りの星型を描いて選択>効果>スタイライズ>光彩(内側)>描画モードで「通常」を選択>右の□をクリックして、カラーピッカーで外側の色を選択(仮に、Y100%)>OK>不透明度を100%に設定>ぼかしを調整して、OK。
これで、周りが黄色で中が赤い星型のグラデーションになります。
これだと、同じ形を上にコピーしなくても出来ます。
別の方法。
黄色い塗りの星型を描いて選択>アピアランスパネル右上の小さな三角(▼)をクリック>新規塗りを追加>塗りを赤にする>効果>スタイライズ>ぼかし>ぼかしの半径を調整して、OK。
この上に更に「新規塗りを追加」して、別の塗り色にしてぼかしの半径を多くすると、3色星型グラデーションにもなります。
2010/07/01(Thu) 12:43:01 [ No.19956 ]
うわぁ!
hiroletaさま、素敵なアドヴァイスを有難うございました!
確かに文字の色分けは面倒で、パスファインダで分割して重ねたりしていました。
グラデーションで色分け出来るとは!
早速使ってみたいと思います。
また、任意の形のグラデーションも参考になりました。
多色のグラデは、コピーをいくつも重ねなければならないと思っていました。
これでしたらかなり簡単にできますね。
このお答えは、私の永久保存版です。
本当に有難うございました!
また何かありましたら、よろしくご教授くださいませ。
2010/07/01(Thu) 13:50:52 [ No.19957 ]