例えば、「わかりやすい色彩と配色の基礎知識 色彩能力検定2級」(永岡書店 ― 4、5年前の版です)の34ページに、
700nmの赤色光、546.1nmの緑色光、435.8nmの青色光の、加法混合色光に対応する単色光として、「370〜830nmで変化させる単色光」と記載されています。
と言うか、原刺激、R、G、Bを適切な比率で加法混色するとどんな色光でも作り出せる訳ですから、文献やWebサイトによっては別な数値を挙げているものも有るのかも知れません。
同時にこの「370〜830nm」と言う数字自体、幅の有るものですし、初心者さんご指摘の「370〜780nm」はこの範囲に含まれる訳で、初心者さんの挙げられた数値が間違いでないことは確かです。
何れにしても私がここで「等色実験」を持ちだしたのは、厳密な数字の問題ではなく、「光と色の関係」を理解する上での「考え方」の問題としてでした。
初心者さんが「370〜780nm」が正しく(正しいことは間違いありません)、「370〜830nm」が間違いだと思われた根拠など示して頂けると参考になると思います。
2009/08/08(Sat) 09:05:07 [ No.19368 ]
私が370nm〜780nmではないかと思ったのは、
単純に可視光線の範囲で、
830nmの光は人間の目には見えないのではないかと思ったからです。短波長側は370nmなのに長波長側だけ可視範囲を超えているのが不思議に思ったからです。
亭主さんが長岡書店さんの色彩検定2級をご参考にされているなら、もしかしたらこの書冊の記載自体が間違いではないでしょうか?(そういう可能性もなきにしもあらずだと思います。)
もちろん私も勉強中ですから
どちらが正しいいなんてわかりませんから、
いろいろ調べてみることにします。
2009/08/08(Sat) 20:36:41 [ No.19369 ]
ただ単に可視光の範囲は個人差があるということではないでしょうか?
また、錐体の感度は波長が長くなるにつれ落ちてくるので、どのくらいの感度で「見える」とみなすかによっても数字は変わってきますね。
2009/08/09(Sun) 10:02:55 [ No.19370 ]
とろやんさん、ありがとうございます。
そうですよね。
ですから一般的に(だと思いますが)
可視光線の範囲でも大雑把に
400nm〜500nmを短波長、
500nm〜600nmを中波長、
600nm〜700nmを長波長
としたりしていますよね。
ですから、なおさらさらに長波長側ってなると
錐体の感度から考えても本当かな?って思ってしまいます。
まだ調べられていないので、はっきりしたことはわかりませんが。
2009/08/09(Sun) 22:51:21 [ No.19371 ]
おなじみWikipediaによりますと、
>JIS Z8120の定義によれば、可視光線に相当する電磁波の波長は、おおよそ短波長側が360 nm〜400 nm、長波長側が760 nm〜830 nmである。
となってますから、JIS規格に基づいた数値なのでは?
2009/08/10(Mon) 09:36:22 [ No.19372 ]